
今回は去年までやっていたポケモンコロシアムによるポポッコの色違い厳選について情報をまとめます。
概要から知りたいという方はこのまま
やり方だけ教えろという方はここから
実際のプレイレポートはここからになります。
概要
ポケモンコロシアムについて
2003年にゲームキューブで発売した「ポケモンコロシアム」。
据え置き用のゲームでありながら、基本的には本編のポケットモンスターシリーズと同じようなRPGとして遊べるゲームです。
クリア後にはGBA版の本編シリーズともポケモンのやり取りができるようになるため、頑張れば最新作に連れてくることも可能です!(2026年現在)
特徴は何といってもポケモンを捕まえる手段がトレーナーのポケモンを奪う「スナッチ」に限定されていること。
とはいえ無制限にスナッチできるわけではなく、悪の組織によってコロロを閉ざした「ダークポケモン」と呼ばれるポケモンだけを捕まえることができます。
ポケモンコロシアムで色違いを出す意義
わざわざポケモンコロシアムで色違いを出現させる意味あるの?というところについて。
ダークポケモンは「リライブ」によって閉ざしたココロを開いてあげることで通常のポケモンと同じ扱いになり、GBA版のポケモン本編に連れていくことができるようになります。
この際にもらえる「ナショナルリボン」がこのゲームの唯一性を高めている要素です。

ナショナルリボンはダークポケモンをリライブさせることでしか付与させることができません。
つまりポケモンコロシアムで捕まえられる48匹(+カードeのみで出現する3匹)と、次回作のポケモンXDで捕まえられる83匹のポケモンに限られます。
両方で出現するものや進化系内で被っているものもいるので、実質的な種類はもう少し少なくなります。
そしてポケモンXDは色違いが出現しません。
要するに「ナショナルリボンを所持かつ色違い」というのはポケモンコロシアムでダークポケモンとして出現するポケモンしか満たせない条件なのです。

ソード・シールド以降で二つ名を付けてみんなに自慢しよう!
※ラプラスはポケモンXDにしか出現しないので色違いにできません…!
厳選と乱数調整
色違いを出現させる手段は大きく分けて2つあります。
「ひたすらに試行回数を稼いで確率を引き当てる」のが厳選、
「色違いが出現するようにランダム値を調整して狙い撃ちする」のが乱数調整です。
ポケモンコロシアムの乱数調整はそこまで難しくはないですが、今回はなんとなくプライスレスな感情を得たいがために厳選の方を選んでいます。
ここは好みや宗派もあるのでお好きにするのが良いかなと思います。
厳選方法
ポケモンコロシアムの仕様
次にちょっと特殊なポケモンコロシアムの色違いをはじめとした仕様について記載します。
色違いの確率
ポケモンコロシアムにおいて色違いが出現する条件は、GBA世代…俗に言う第3世代と同じ「1/8192」です。
第6世代以降は「1/4096」なので、現代のほぼ半分の確率です。
また、ひかるおまもりなども無いので確率を上げる術はありません。
ストイックな時代です。
細かい判定条件は割愛しますが、仕様上♂♀によって色違いの確率が変わることはありません。
♂♀の比率が1:1のポケモンは半々ですし、7:1のポケモンはその通りの比率で色違いも出現します。
個体の決定タイミング
ダークポケモンは、捕まえずに倒すと他のトレーナーの手持ちなど別のバトルで再出現します。
ただ、色違い判定が行われる性格値を含めたパラメータの決定タイミングは「1回目にバトルを行ったタイミング」です。
再出現の際には1回目のバトルで決定した個体が出現するため、新たに色違いになることはありません。
色違いの確認方法
確認方法?見ればわかるでしょ?と思われるかもしれませんが…。
ところがどっこい、ポケモンコロシアムの色違いは相手が繰り出した瞬間は通常色として出現します。
ではどのタイミングで分かるのかというと、一度捕まえて自分の手持ちになった際に色違いとして表示されるようになります。
捕まえてから繰り出したり、手持ちポケモンを確認することで初めて判明するのです。
これはポケモンコロシアム固有の仕様なのですが、ぶっちゃけバグっぽい気がします。
なぜそんなことが起こるのか
そもそもゲーム的にはポケモンが色違いにならないようにブロックしているのです。
色違いはポケモンの性格値とトレーナーIDの組み合わせによってフラグが決定されます。
結果的に色違いになる組み合わせになる確率が1/8192ということですね。
そして、ポケモンコロシアムは出現の瞬間に「ポケモンの性格値」と「相手となるNPCトレーナーのID(ランダム生成)」の組み合わせによって色違い判定を行います。
そして色違いになる組み合わせだった場合、性格値の再抽選が行われるようなのです。
これがいわゆる「色違いのブロックルーチン」です。
ただ、ポケモンコロシアムの場合はそのポケモンを捕まえて自分のものにできます。
つまり「相手トレーナーのIDとの組み合わせで絶対に色違いにならない」だけで、「プレイヤーのIDとの組み合わせでは色違いになる可能性がある」というわけです。
そのため、自分の手持ちになった瞬間色違いになる、という現象が発生します。
一度自分の手持ちになったらリライブしようが本編に送ろうが何をしようが通常色に戻ったりはしないので安心してくださいね。
事前確認
まず、どのポケモンを厳選するか決めます。
ポケモンによってタイミングや難易度が大きく異なるので、以下の点を確認しておきます。
- シナリオ上でスルーすることができるかどうか
- 出現がマスターボール入手前か後か
- 予約特典の拡張ディスクを所持しているか
上から順番に厳選が容易になります。
シナリオ上でスルーすることができるかどうか
1回目のバトルで個体が決定する都合上、シナリオでバトルをスルー出来るかどうかは難易度に大きく関わってきます。
シナリオ上で戦わなくていい場合はクリア後まで厳選を先延ばしにできるため、GBAからポケモンもアイテムも持ち込み放題です。
しかしそうでない場合はこちらの手持ちはそれまでに手に入るポケモンに限られ、用意できるボールも限定的です。
ポケモンwikiなどでは全ダークポケモンのリストと個別ページがあるため、どのポケモンがどれにあたるのかは調べてみてもらえればと。
出現がマスターボール入手前か後か
シナリオ上でスルーできる場合は確実に入手後に厳選できますし、そもそもGBAから持ってくれば大丈夫なので気にしなくて良いです。
そうでない場合はシナリオ上でマスターボール入手後に戦えるかどうかが重要になってきますが、残念ながらマスターボールが手に入るのはシナリオの最終盤です。
もし使える場合は手間が変わってくるのでこちらも要確認です。
予約特典の拡張ディスクを所持しているか

画像左のやつです。
これはシナリオ上でスルーすることができず、マスターボール入手前のバトルが必須の場合の苦肉の策です。
予約特典の拡張ディスクがあれば、ゲーム内で集めたポケクーポンに応じてアイテムが入手できます。
ただし拡張ディスク自体が入手しにくいうえに、マスターボールの入手にもかなり手間がかかるため、無いならあきらめて普通にボール投げてももいいかも…?
エンテイ・スイクン・ライコウなどは捕捉率の関係で厳しめなので、こちらも視野に入るかなと。
一般ポケモンなら限界を感じるまで普通のボールで頑張っても良いと思います。
ここまでに該当しない場合は、シナリオ上手に入るボール・手に入るポケモンでやりくりする必要があります。
事前準備
- スナッチ用のボールを用意しておく
- 手持ちポケモンは1匹にしておく
- ダークポケモンが出現する直前でレポート
※ポケモンコロシアムはパソコンでしかレポートできないので近場で - ゲームキューブは手の届くところに置いておく
- リセットボタンを押す必要があるためです
- ポケモンコロシアムにソフトリセット(コントローラからのコマンドによってリセットする方法)は無いようです
ちなみにゲームキューブとWiiどちらで行うのが良いかという話ですが、基本的にどちらでも出現はするようです。
ただし若干乱数の初期値の傾向が異なるようなので、今回は一応ゲームキューブでやりました。
手順
今回のポポッコを例にとって説明していきます。
①ゲームを起動→つづきからはじめる

はい/いいえのデフォルト選択が「いいえ」なので毎回カーソル移動して「はい」を選択する必要があります。
リセットするたびに毎回通る部分なので、いいえをデフォルトにする意味が分からな過ぎて憤慨してました。
②PCの前からトレーナーまで移動

PCでしかレポートを書けないので、毎回トレーナーの前まで移動する必要があります。
トレーナーの位置によっては複数パソコンの候補がある場合があるので確認しておきましょう。
ポポッコをはじめとした多数のダークポケモンが入手できるパイラタウンの広場へは「警察署」か「パイラコロシアム」から向かうことができます。
コロシアム側からだと画面手前に移動しなくてはいけなくて安定しない…というか脳死でできなかったので今回は警察署にしました。
③トレーナーに話しかけてバトル開始

話しかけてバトルに入ります。
ポポッコを持ってるのはこの人です。
④ダークポケモンが出てきたら普通にスナッチ

この段階では色違いだったとしても色違いには見えません。
このまま続行してスナッチします。

ダークポケモンが出てきたらそのまま捕まえることをおススメします。
最後の1匹にしてしまって、捕まえた直後に戦闘を終えると戦闘終了演出分タイムロスするので。
⑤そのまま繰り出すので色確認

ここ!
自分の手持ちから繰り出した瞬間に色確認ができます。

さらに言えば、ポケモンコロシアムは色違いだとHPゲージ横のアイコンも変わるので、この段階で判断できます。

色違いだとこんな感じ。
ポケモンによって分かりやすさは違いますが、基本的に色だけでなくポーズや表情も違うので結構分かりやすいです。
手持ちを1匹にしていた場合、空いている枠にそのまま繰り出してくれるため、スムーズな流れで色確認をすることができます。
何かしらの都合で手持ちを1匹にできなかった場合は次のターンに「ポケモン」から手持ちで確認しましょう。
こちらも手持ち一覧のアイコンから判別できます。
色違いが出たら終了です。おめでとうございます!
スナッチ後は敗北しても手持ちはそのままなので、このまま負けてしまっても大丈夫です。
⑥通常色ならリセットして①から繰り返し

親の顔より見た任天堂ロゴ。
以上、みんなもやってみてネ。
プレイレポート
ここからは今回実際にやってみた結果のレポートです。
過程や環境について書き連ねていきます!
結果
結論からいうと、かな~~~り苦戦しました。
まず、今回はポポッコの♀だけを狙いました。
なので実質的に確率は性別不問の1/2、色違い確率1/16384という計算です。
| 期間 | 2022/10/16~2025/9/23 |
| 試行回数 | 92,828回 |
| 作業時間(推定) | 約2,653時間44分 |
| ♂♀出現数 (47,833回目~) | ♂:22,830匹 ♀:22,157匹 |
期間は3年弱、といっても最初の2年は気が向いたときにやるくらいで、常にやっていたのは最後の1年くらいです。
とうことで18,912回までがだいたい2年くらい、そこからが録画の残っている範囲で、だいたい1年で残りの73,917回を行いました。
作業時間は録画の残っていなかった18,911回分を残りの録画時間からの推定して算出してます。
まあそこまでズレは無いのではないかと…。
でも離席時間もあるからもうちょっと少ないかも?
ちなみに1/16384の確率を92,828回繰り返して当たりが出る確率は99.654%…行くところまで行ったかな?
ダークポポッコについて

先述の手順の項でも画像を掲載していますが、ダークポポッコはパイラタウンの決闘広場のトレーナーが所持しています。
ここのトレーナーは悪の組織でも何でもないので、シナリオで戦う必要がありません。
そのためポポッコは今回のタイプでいうと「シナリオ上でスルーできるポケモン」にあたります。
と、いうことでエンディング後に厳選を行い、シナリオ上で手に入れたマスターボールをそのまま使用しました。
ちなみにエンディング後には取り巻きのポケモンがレベルが50以上に強化されるので注意です。
しかしダークポケモンはレベルが上がらないので、強化後もポポッコのレベルは変わりません。安心!
手順について
基本的な手順は先述の通りです。
最速で周回した場合、1周は1分30秒ちょいで回れます。
1分30秒はどうしても切れませんでした…!
- パイラタウン警察署のパソコンから開始
- 警察署を出て広場の「ライダーのラプソ」に話しかける
- (性別厳選する場合)性別が♂ならリセット、♀なら続行
- ポポッコをスナッチ
- そのまま色確認してリセット
厳選風景はこちら。
しつこいようですが♀だけを厳選していたので♂なら即リセットしているだけで、
本来は自分の手持ちから繰り出すところまで確認する必要があります。
寂しいので右側にポポッコを置いて賑やかしてみたり。
別に配信しながらやっていたわけではないのですが。
自動カウントと性別判定スクリプト

折角なのでリセット回数をカウントしてみましたが、手動でカウントアップするのがめんどくさすぎてスクリプトで自動化しました。
これが無いと9万回も数えてられないです。
OBSで右上にカウント、左上に性別判別と状態表示を兼ねたバルーンを表示しています。
PCでゲーム画面をキャプチャして、それを画像認識で判定しています。
性別厳選をする場合、相手が繰り出した瞬間を見逃すとコマンドが選択できるようになるまで性別が表示されません。
流れ作業でやってると見逃してタイムロスになりがちなので、バルーンで確認できると結構役立ちました。
昔使っていたUWSCというツールを引っ張り出してスクリプトを書いてみました。
そもそも自分用ですし、スクリプト自体今回の厳選作業用なのでイマイチ潰しが効かなそうなのと、UWSCも元のサイトは既に公開停止しているので使用する人もいないと思いますが、一応置いておきます。
実用というよりはこういうやり方でできますよというニュアンスが強いものとお考え下さい。
任天堂ロゴでリセット判定としてカウントアップ、
ポポッコの名前から♂♀を判定して「male(青色)」「female(赤色)」とバルーン表示。
ポポッコの通常色アイコンがプレイヤーサイドに出現したら「normal(緑色)」とバルーン表示されます。
実際の映像
機材環境
本体

| 本体 | 回数 | 期間 |
|---|---|---|
| ゲームキューブ | 0~ | 2022/10/16~ |
| Wii | 26417~ | 2024/11/08~ |
| ゲームキューブ | 63077~92828 | 2025/05/04~ |
最初はゲームキューブで厳選を開始して、映像端子にD端子を使いやすいWiiに移行。
Wiiでの乱数の仕様を調査する過程でゲームキューブと若干の差異があるという情報を小耳に挟み、最終的にゲームキューブに戻しました。
ただ、一応戻してみただけなので、普通に厳選するにあたってはゲームキューブでもWiiでも特に影響はないんじゃないかなあ…とは思います。
コントローラ

コントローラには無線の互換コントローラ「RETRO FIGHTERS」のGCコンを使用しました。
ひたすらに単純な作業を繰り返すので、純正コントローラの摩耗は避けるべきだと思います。
また、長時間作業することにもなるので、無線である意味は大きいかなと思います。
最後の方は動作が怪しくなってきたので以下も買っておきました。
ただ使い潰すには立派すぎるかな…。
キャプチャ環境
まあキャプチャ環境なんてなんでもいいんですけど、なるべくキレイに撮りたかったので色々揃えてました。
基本的にゲーム機からHDMIコンバータを通してモニタに出力しています。
まず、ゲーム機からはD端子でデジタル出力しています。
ゲームキューブの場合は後期型だとデジタル出力端子が無いので注意です。
アナログ出力でなるべくキレイに出力するのであればS端子が良いと思います。
また、ゲームキューブの純正D端子ケーブルは価格がかなり高騰しています。
今回は地雷覚悟で中華っぽい互換ケーブルを買いましたが、まあ割と普通に使えました。
ただしちょっと画面が暗いので、後述のHDMIコンバータで明るさを補正して使ってました。
上記D端子からコンポーネントに変換して使用してます。
HDMIコンバータは「RetroTINK-5X Pro」を使用しました。
輸入が必要なうえにかなりお高いですが、やはり品質は良いです。
以下にそれぞれのスクリーンショットを添付しておきます。
参考までに…。
普通にやるならWii+D端子が一番良さそうです。
WiiのD端子ケーブルはまだ手頃に入手できますので。
ゲームキューブ+コンポジット(3色ケーブル)+RetroTINK-5X Pro

ゲームキューブ+S端子+RetroTINK-5X Pro

ゲームキューブ+D端子(互換)+RetroTINK-5X Pro

ゲームキューブ+D端子(互換)+RetroTINK-5X Pro(明るさ補正有)

Wii+D端子(純正)+RetroTINK-5X Pro

比較
拡大して比較。
上から以下の通りです。
- GC+コンポジット
- GC+S端子
- GC+D端子(互換)(補正有)
- Wii+D端子(純正)

まとめ
非常にやりがいのある戦いでした…というかさすがにかかりすぎ…まあ最終的に出たからOKです!
結構下振れている方だとは思うので、追走する方はぜひ気を楽にやってみていただければ…!
ポポッコは比較的やりやすい部類なので、同じ場所のヌオーやムウマなど含めておススメです。
これからポポッコにはリボンコンプのために各世代を渡り歩いてもらおうと思います。
みなさまもぜひこだわりの一匹を手に入れてみましょう…!



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