【GBA】カードeリーダー(ポケモンカードe)【レトロゲーム探訪記】

ゲーム感想ゲーム日誌レトロゲーム探訪記
タイトルカードeリーダー
ハードゲームボーイアドバンス
発売日2001/12/1
ジャンル周辺機器
発売元任天堂
開発元任天堂
ネタバレレベル:隠すものなし

ゲームについて

任天堂のホビー連動系周辺機器の系譜…そのうちの一つ。
2000年代前半に展開されていた「カードe」を読み込むための周辺機器、それが「カードeリーダー」!

発売したは良いものの、1年半後には通信機能を搭載した上位機種である「カードeリーダー+」(画像右)が発売されたため、やや存在価値が怪しくなっていきます。
比較的メジャーだと思われるポケモン本編との連動や、同梱もして連動を推した「どうぶつの森e+」はこちらの+の方なので、旧型を知らないという人も多いのではないでしょうか。

私はなぜか子供の頃から持っているのですが、どういう経緯で買ってもらったのか憶えていません。
なんか楽しそうだから買ってくれたのか…自分でねだったのか…その割にはあまり活用せずに終わった気がします。(そもそも活用するほどカード出てないような…)

さて、カードリーダーというからにはカードを読み込むわけですが…そのカードがこちら!

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このカード左側と下部に印刷されたeコードを読み込んで遊びます。
カードe専用カードのほか、このように当時発売されていたポケモンカードにも印刷されており、左側が「サイドコード」、下側が「ベースコード」と呼ぶらしいです。
基本的に遊ぶためにはサイドコードを読み込みます。

ベースコードはカードの情報やポケモン図鑑などが収録されてます。
カードの使い方のコツや用語解説も入っているので見てみると意外と面白かったり。

これはオリンパスの二次元コード技術で、サイドコードには2KBのデータを含めることができるとか。(Wikipedia情報)
なのでちゃんとオリンパスがクレジットされてますね。

他にはどうぶつの森カードが発売されていたり。
まさにamiiboカードに続く系譜です。

ただ、先述の通り旧型向けのカードはゲームキューブとの通信を前提としていないので、読み込んでデータを送るのではなく「カードを読み込んで画面に表示されたあいことばを手紙で送る」という回りくどい方法で連動してました。
どうぶつの森カードの中にもミニゲームが入ったものがありますが、それはまたの機会に…!

今回はタイトルの通り、ポケモンカードeで遊べるコンテンツを巡っていきたいと思います。
イマイチ流行らなかったからか調べても情報があまりヒットしないゲームだらけなので、記録の意味も込めて今回は動画も多めでお送りしますよ!

やってみた

コンテンツの種類を順に紹介していきますが、持っていないもの多数なので…。
とりあえず手元にあるものの紹介に留まることをご了承ください。

メインメニューはかなり簡素。
カードを読み込むか、読み込み実績を確認するかのみです。
後者は後ほど。

Card Readを選択すると読み込み待機状態に。

読み込むときはこう、コードが手前になる向きで左から右へ。
ハードスリーブを付けると厚みのせいで通らなくなるので注意しよう!(一敗)

隠しワザ

まずは軽いものから!

カードによっては読み込むことで隠されたワザやポケパワーが使えるようになるものもあります。
とはいっても大会などでは基本的に使用できなかったようですが…。
そりゃあGBA持ち込むわけにはいかないよねえ。

デジタルらしく、カードではなかなかやりにくいランダム要素のある効果が多かったみたいです。
まあポケモンカードの場合は疑似乱数生成手段である「コイン」が用意されてるわけですが。

例えばコクーンの場合は「ひかるこな」。
相手を何らかの特殊状態にする上に自分はランダム回復…なかなか強そうですが、かなり失敗も多いです。

使用するとこんな感じで盤面が映し出され…。

失敗!
フザケンナ!

成功するとこう。
ツヨスギィ!

ランダム性入れるのは良いと思うんだけどね。。。
カードゲームとしてはこう、成功したときと失敗したときに差がありすぎると…ネ。

eゲームmini

オリジナルミニゲームが遊べるタイプ。
何枚かの組み合わせで遊べるようになるものが多く、一枚読み込むと他に何が必要なのか確認することができます。

おそらくポケモンカードeのメインコンテンツともいえる立ち位置で、見た目も華やか、種類も豊富です。
コードを複数枚読み込むのが基本なので、そのぶんデータも多く使えるのかな?

あつめてバタフリー

  • 第1弾基本拡張パック
    • キャタピー(ずつき)
    • トランセル(かたいからだ)
    • バタフリー(きせきのこな)

キャタピー系3種の組み合わせで遊べます。
ちなみにこれに限った事ではないですが、例えばキャタピーにもカードが何種類かあり、それぞれコードが異なるので、お求めの際はワザなどをしっかり確認することをおススメします。

それではスタート!

画面は強制スクロール。
Aボタンで羽ばたいて高度調整、十字キーで左右移動。
操作性は悪くないですね。

花の蜜をどんどん集めよう!

邪魔してくるハチ!ガス!ネズミ!
当たると一発終了だ!

正直上下に揺れながら向かってくるスピアー以外はあまり脅威ではなく…。
コラッタも向かってきますが地上だけ、ドガースは特に動かないので。

そしてやはりスピアーで死ぬぅ!
これ以外の死因はありませんでした…。

一度ぶつかるとバタフリーくんはそそくさと帰ってしまいます。
平和なゲームだなあ。

普通に面白いですが、展開が単調なので飽きやすいかなって…。

もぐれサニーゴ

  • 第1弾基本拡張パック
    • ハリーセン(しびればり)
    • サニーゴ(たいあたり)

2枚で遊べるコスパの良いミニゲーム!
ハリーセンは今ならヒドイデになってそう…。
でもヒドイデだとやられ方がコミカルじゃ済まなさそうだからなあ…。

ということでスタート。
珍しくスタートコールが無いタイプのゲームだぞ。
こちらも縦方向に強制スクロールです。

……。

十字キーだけじゃ動きません。

Aボタンで泳ぎながら十字キーでその方向に進むのだ!
水中らしい慣性がバリバリに働いているぞ!

バタフリーと違ってこちらはゴールがちゃんとあるタイプ。
右下のメートル数が0になったらクリア、上の酸素ゲージが無くなったらゲームオーバー。
…サニーゴちゃん肺呼吸なのん?
泡で回復するんですが、酸素というよりは体力ゲージなんすかね?

道中はメノクラゲとハリーセンがウジャウジャ!
敵は横移動しかしないうえに、途中で折り返すので落ち着いていれば結構よけられます。

お邪魔にぶつかるとサニーゴちゃんがあまり見せない顔に!
レア顔!

適度に気泡で回復していきましょう。
大きいものほど回復量が大きいですぞ。

だんだん暗くなっていくのが良い演出だなあ。

そしてついに真っ暗…

…からの再び明るくなっていく!原理は分からんが雰囲気がイカスぜ!
当時シロガネ山の最奥部がなぜ明るいのか不思議に思っていたのを思い出しますね。

ってなんだこのヤケクソな敵の数は!
サニーゴちゃんが何をしたっていうんだ…。

無念…/(^o^)\

ゴールを見ずに終われるか!
やるぞやるぞ!

道中はね、当たっても回復すればいいんであまり焦ることはないんですよ(玄人面)

余裕をもって最深部に突入!!!!
ゴリ押し!ゴリ押し!

はい、余裕のクリアです。
(割とゲージ無くなってから猶予あるな…)

というか0mになった瞬間クリア判定のようで、その後は敵にあたっても大丈夫な模様。

相棒(?)のサニーゴちゃんと再会(?)

そして去っていく二人…。
この空間はいったい…。

いやあ、このゲームそこそこ遊べますね。
シンプルながらも深度によって雰囲気が変わるので飽きさせない作りです。
終盤のヤケクソ配置はどうかと思いますが、意外と猶予があるので結果的にちょうどいいくらいの難易度に収まってます。
なによりサニーゴちゃんがかわいい。やられる姿もかわいい(歪み)

惜しむらくはスコアにあたるものが無いのでやりこみに乏しいというところですかね。
しかしそれにしてもこれが2枚で遊べるのはかなりお得だと思います。

あとは水中らしい環境音が入ってたりしてサウンドが地味にちゃんとしてるのがめずらしいポイント。

およげ!ニョロボン

  • 第1弾基本拡張パック
    • クラブ(クラブハンマー)
    • シェルダー(はさむ)
    • ニョロモ(ずつき)
    • マリル(あわ)
    • ニョロゾ(パンチ)
    • ニョロボン(とびこむ)

必要カード数6枚!?
全部読み込むと壮観ですなあ。
いったいどんなすごいゲームができるんだ…わくわくすっぞ…。

ハイ、選手の入場です。
マリル、ゴルダック、ニョロボン…それぞれ位置につきまして…。

スタート!
何かしらボタンを押すと飛びこみますが、お手付きは無いので連打でOK。
NPCも地味にスタートタイミングに差が出ます。

では泳ぎ…泳ぎ…

何ボタンで泳ぎ…?

Aボタン連打かな…?
アッ進まない…というか戻される?

戻されるということは正しい押し方があるのでしょう…。
…AB交互かな?

アッいけてそう!

交互に押すとちゃんと進んで、間違うとちょっと戻される…。
いや、そうは戻らんやろ。

初戦は惨敗…と思いきやニョロボン選手2位でフィニッシュ。
さてはこっちのレベルに合わせてくれるやつじゃな?

問題はただ早く交互に連打すればいいのか、リズムよく押すのか…。
検証してみた結果、よく分かりませんでした!
いかがでしたか?

正直リズムよくとか言われてもどんなリズムか分からないし、調べても攻略どころかゲームの情報すらほぼ見つからない…。
更に説明書が無いのはもちろん、ゲーム中でもゲームに関する説明は見られないので、フィーリングで感じるしかないのだ!

結論:交互になるはや連打で良いと思う

ダー!ヨシャー!

やはり早く泳げば勝てるというものでもなく、ある程度こちらの泳ぎに連動しているのか、圧倒的新記録なのに1位になれなかったり、全然遅いのに1位だったりします。
なので基本的に自分との闘いになんか並走者がいる…そんな感覚のゲームです。
ベストタイムが取れれば何位であろうとよくできましたファンファーレになりますし。

1位は取れてるけど最適解なのかどうか正解が分からない…という意味でちょっとモヤモヤが残るところ。

しかし6枚…6枚使ってこれか…。
特にゲーム内容と枚数は関係ないんだなあ。

ゲーム自体が簡素なのに操作方法はよく分からんというイマイチなパターンですが、
順位ごとに各ポケモンの表情が用意されてたり、なんかリアクションの薄いのマリルだったり、情けない顔のゴルダックだったり、このあたりの見た目のコミカルさはカードeの魅力。

ハネッコをとばすな

  • 第1弾基本拡張パック
    • ピチュー(エネパッチ)
    • ハネッコ(ねむりごな)

今回使用したカードは拡張パックのものですが、カードeリーダーに同梱されていたプロモカードでも同じゲームが遊べます。
というか私は幼少期そっちで遊んでましたのよ。

紐で杭に結ばれた5匹のハネッコ…そしてそれを飛ばないように降ろすピチュー。
かわいいねえ。

左右でピチューが各ハネッコの間を移動、Aボタンでジャンプ!
ハネッコは時間と共にだんだん空へ上がっていき…最終的に飛んで行ってしまいます。
ジャンプするとハネッコを少し下げることができるので、
なるべく長い時間繋ぎとめておこう…というゲーム。

ベストタイムは2分48秒…これは前の持ち主のものですね。
しかしだんだんキツく…。

Oh…。
え?2分48秒ってヤバくない?
1分足らずでキツキツなんですが?

これはなにか隠された仕様があるはず…。
ということで引き続きプレイだぜ。

~30分後~

…なんか…たまにジャンプが高いことあるよね?
なんか…着地の瞬間にもう一度ジャンプすると…高く飛べてるような…。

はい、どうやらタイミングよくもう一度ジャンプすることで2倍くらいのハイジャンプができるようです。
連打してると気づかないモノなのですよ…(擁護)

ハイジャンプに失敗するとだんだんキツくなってくる…。
これは良い難易度じゃ…。

こうきれいに並んでると調整できてる感があって気持ちいいぜ。

終了!なんとかベストタイム…!
いや、前の持ち主さん結構やるじゃない…。

しかしこのゲーム、昔はハネッコのためを想って留めてあげてると思ったんですが…。
今見るとピチューのエゴというか、昆虫を捕まえて逃げないようにしておくような残酷さが見え隠れするような…。

…いかんいかん、みんな仲良し!ラブ&ピース!ともだちともだち~!

いやあ、操作が分かると良いゲームでした。
見た目・プレイ時間・ゲームの面白さ・操作のシンプルさ・カード枚数
この辺りが比較的優秀でおススメです。

ころがっていこう

  • 拡張パック第2弾 地図にない町
    • コイル(ひきあうからだ)
    • ビリリダマ(スピードスター)
    • ビリリダマ(ころがる)
    • コイル(ひきよせる)

これまでのゲームは拡張パック第1弾、このゲームは第2弾…
ということで発売時期がちょっと離れているはず。

…つまり改善されているはず。
…つまり(さらに)面白くなっているはず。

さあ始まりました「ころがっていこう」!
主役はビリリダマだ!

ただひたすらにひたむきに転がっていると岩が!
これ絶対爆発する奴~!
避けるぜ!

今度はなんか帯電したコイルが!
これ絶対爆発する奴~!
避けるぜ!

死んだぜ!(思ったより爆発しないな…)

…ということでもう一回。
今度はコイルに当たってみようかなあ。こっちは盛大に爆発するかもだしなあ。

おや?
接触したとたん震えだすビリリダマくん…。

うおおおおお無敵!最強!
お助けキャラかい!!

はい、岩を避けつつコイルを取得して走行距離を稼ぐ…そんなゲームです。
ゲームとしては…悪くない!

横移動しても縦の移動量が減らないタイプなので、斜め走りした方が距離が稼げている…気がする。
コイルを追いかけるときも斜めの方が追いつける…気がする。
そもそも画面が横長なので真下よりも斜めの方がよけやすい…気がする。

ということで、攻略法としては基本斜めで転がるのがいい…気がする。

うけとめてメタモン

  • 拡張パック第4弾 裂けた大地
    • メタモン(マルチエナジー)
    • ブルー(こわいかお)
    • グランブル(なげとばす)

ポケモンカードeは後になるほどカードが手に入れにくい…。
ということでその第4弾から!

なお、ブルーとグランブルは微塵も出ません。
マジで関係ないです。

さて、流石第4弾ともなるとちょっと趣が違ってきます。
まずデモのようなオープニングからスタート。

てくてく歩いてくるメタモンくん。

そこへキングラーに投げ捨てられた哀れな魚類たちがHit!

なぜか自己犠牲的な使命感に目覚めたメタモンくん。
俺がクッションになってみんなを守護ってやるぜ!

スタート!

ゲームは超簡単。
奥から投げ込まれるコイキングとトサキントを左右移動で受け止める…それだけ!
アナログ的な移動ではなく5か所をデジタル的に移動する感じ。

持ち前の弾力を活かして受け止めろ!!
…トサキントはともかくコイキングとか絶対そのままでも大丈夫だと思うんですけど!

最初の方はとても簡単。
次第に連続で投げてきたり、落下場所がバラけてきたり。

失敗すると…やっちまった!的なリアクション。
なんていいやつなんだお前通りすがりのくせに…。

そしてここが今までと違うポイント。
なんと残機がある!
左下のアイコンが残機で、0の状態でミスすると終了なタイプ。

簡単なときはひたすら簡単…。
そして急に端から端に投げてみたり…ヤメタマエ!
無理じゃないこれ?

終了…。
力尽きるメタモンくんに哀愁を感じる…なんて悲しいゲームなんだ。
どうあがいてもメタモンくんが消耗して終わる感じなのがちょっと心苦しいぜ。。。

しかし見た目とかシステムは結構進化してる感じがしますね。
アニメーションも多いし、残機制やオープニングなどもいいかんじ。
ゲーム性に関してはゲーム&ウォッチ感が増したなあと。
まあたまにやる分には暇つぶしになるかな?

とにかくメタモンがかわいい!かわいそう!
キングラー許せねえ!!

ボール(イマクニ?)

  • ポケモンカードファンクラブ入会記念カード
    • ひかるイマクニ?

さて、最後に変わり種。
今やただひたすらに懐かしいイマクニ?のカードです。
知らない人のために言っておくと、?までが名前です。よろしくお願いします。
実はクリーチャーズ所属のデザイナーさんだとか…。

なんとこのゲーム、一枚で遊べちゃう!
一応eゲームminiに含まれるらしいですが、プロモカードなこともあってかちょっと雰囲気が違います。

カードを読み込むと、画面を挟まず即ゲーム画面へ。
BGMも無し。硬派な男だぜイマクニ?。

そう、ゲーム&ウォッチの第1作「ボール」のイマクニ?バージョンです!

いや、本当にそうだろうか…。
このボールの動きの滑らかさは…ボールを名乗ってはいけないと思うのじゃが…

オリジナルと違ってボールがぬるっと動くので、ムズイ!
やはりこれはボールのような何か!

まあ、プロモカードのおまけゲームなので、細かいことは良いでしょう!

eゲームZERO

さて、今度は「eゲームZERO」というカテゴリのゲーム達。
上述した「eゲームmini」は特定のカードの組み合わせでのみ遊べるゲームでしたが、こちらはカードを組み合わせることでゲームの要素が変化するというもの。

メロディボックス

まず初めに紹介するのは「メロディボックス」!
このモードに使えるカードは以下の要素で構成されています。

  • サウンド
  • ミュージック
  • パターン

まずはミュージックカードを読み込み。
これで流れる音楽が決まります。

今回はポニータをセット。
このカードは赤緑の1ばんどうろが再生されるカードになりますよ。
他にもクラシックなど、ポケモン関係ない音楽なカードもあったり。

このまま再生してもピコピコとした1音で構成される音楽が流れるだけですが…。

続いてパターンをセット。
これは背景画像が差し替えられるカード。

そして最後にサウンドをセット!
今回はチコリータのカードを使ってみましょう。

これで再生するとアニメのチコリータが歌ってくれるようになるのだ!
要するにミュージックで音楽を、サウンドで音色を決めて再生できる感じですね。
懐かしのかないみかさんのチコリータだあ。

続いてマリルのカード!
こちらもセットするとマリルの声で歌ってくれるように。
…こっちもかないみかさんじゃないか!
まあ、まとめて使わせてもらってるということでしょうかね。

上下左右に移動するとテンポと高さを変更できますが…。
まあ、ちょっと遊ぶ分には楽しいか…?
感覚としてはb3DSのサウンドアプリに似てますね。

アクションQ

そしてお次は「アクションQ」!
…クイズじゃないですよ。ポケモンでは貴重な横視点アクションです。

  • プレイヤー
  • マップ

のカードで構成されてます。

まずはプレイヤーカードを読み込み。
基本的にトレーナーカードがプレイヤーカードになっていて、それが操作キャラとなるのです。
今回は「地底探検隊」!
ちなみにちゃんと能力差があるので、いろんなカードで試してみるのも楽しいかも。
遺跡ハンターはじゃじゃ馬、釣り人は使いやすい、サイキッカーは雑魚です。

続けてマップカードを読み込み!
6マップまで読み込み可能、とりあえず1枚でも読み込まれてればゲームはできるようになってます。

今回読み込んだのは以下のカード。
読み込み順は
ポポッコ→ワタッコ→マグマッグ→デリバード→ロコン→スターミー

  • 拡張パック第2弾 地図にない町
    • ポポッコ(かるいからだ)
    • ワタッコ(ふわふわ)
  • 拡張パック第3弾 海からの風
    • ロコン(ほのおをまとう)
  • 拡張パック第4弾 裂けた大地
    • マグマッグ(こがす)
    • スターミー(みずでっぽう)
  • 拡張パック第5弾 神秘なる山
    • デリバード(はいたつ)

マップカードは1枚あたり1画面となっていて、最大6画面のアクションゲームになる形。
ではスタートだぜ。

ポポッコ…?
ずいぶん味のある姿に…。
プレイヤーも大概だけどね。

Aボタンでジャンプ!
↓入力でしゃがみ、そこからAボタンでハイジャンプ!!!

Bボタンでボール投げ!!
操作は以上!!!!!

ポケモンにボールをぶつけるとGET!
限りあるボールを使って全ポケモンを捕まえるとクリア。

画面端に行くと1画面分スクロール。
…ワタッコ…?まあ、分かりますねえ。

マップによってはカードのポケモン以外が出現することも。
ここはマグマッグのマップ。マグカルゴも一緒だね。
みんなで炎を吐くのは凶悪だからやめようね。
しゃがまないとモンスターボール当たらないのもやめようね。

死…。
被弾の瞬間にアッて死ぬのがシュールすぎる。

気を取り直してマグマッグの次!
デリバードのマップはボールの補充ができるボーナスマップ。
あまりボールに困ることはないのですが。

地味にしゃがみ移動ができるタイプのゲームとなっております。

お次はロコンのマップ。
レディバくん割といいドットだな…。
見るからに乗りにくい足場ですが、思いのほか操作性は良好なので実はそうでもなかったり。

さて最後、スターミーマップ。
ラスボスらしい風格が漂ってて大変よろしいです。
戦い方は撃っては引っ込む芋スナ戦法ですが。

んでんでゲットしてクリア!
最後に残ったタイムがスコアに加算。

マップが多いほどクリアが難しいが、スコアが稼げる…。
各マップも結構個性的なので、いろんなカードで試したくなる良いゲームではないでしょうか。
その身ひとつでポケモンに立ち向かう今日日見られない貴重なゲームでもありますぜ!

ちなみに簡素なゲームですゆえ、雑で荒々しい仕様が盛りだくさん!
まず、一度画面上に生成されたマップの敵は捕まえない限り動き続けます。
マグマッグのように飛び道具のあるポケモンを放置しておくと、さながらクッパ城のような地獄絵図に。

また、スタート地点から手前側にスクロールすると暗黒空間に…。
本当に仕様なんだろうな!?

ブロック崩れ

最後にご紹介するeゲームZEROは「ブロック崩れ」。
まあ、ブロック崩しですな。

カードによって「壁」「ブロック」「パドル」が割り当てられます。
基本的にわざマシンやエネルギーカードなどがこのゲームのカードのようです。

ちなみにパドルはデフォルトのものが用意されているので、パドルカードは無くても遊べます。

ちなみに壁無しで始めると…。

……。

…ですよね~。
それなりにカードを揃えないとまともに遊べないのですが、対象カードがあまりない…。

ではとりあえず壊れる壁(左右上)と普通の壁(左右)をセット。
読み込んだ順番によって上書きされるので、この場合は壊れない壁を後から読み込むべき。

……。
天井が壊れたらブロック崩しにならねーのよ!

そしてこのパドル…。
…小さいよ!

その代わりにBボタンで3発までボールを追加できます。
そのまま複数のボールを同時に制御するのは難しいですが、ボールが消えていく直前に発射すると…実質残機として使える!
そもそも残機が無いのがおかしいと思うんですけど!

一応右上のボールが埋まったようなブロックを破壊するとエクステンドして1つ残機が増えます。
もっとくれよ!

そしてこのゲーム…ポケモン要素がねえ!
あとあんまり物理が信用できない気がする!
クソゲーに肩まで浸かってる気がする!

組み合わせられるブロック崩しという発想は良いんですが…ハズレの壊れる壁しか持っていない状況で楽しむのはちょっと無理かなって!

感想

見た目がかわいい

ここが重要。
カードeの立ち位置は、あくまでキャラクターグッズのおまけとして遊べるミニゲームということ。
どれだけゲームがイマイチでも、ポケモンというキャラクターが魅力的に動いていればそれは成功と言えるのかもしれない…かも?

その点ポケモンはみんなコミカルで、今ではあまり見られないようなコミカルな表現で、いろんなポケモンがプレイヤーキャラとして動いてくれるのはとても魅力的です。

たがブロック崩れテメーはダメだ…。

シンプルなミニゲーム集

eゲームminiに関しては現代的なゲーム&ウォッチって感じ。
ノリとしてはポケモンスタジアムのミニゲームを更にコミカルにした感じ。

概ね操作も簡単で、誰でも遊べるようにできてるのもいいところです。
小学校低学年でもOK…というか私が低学年のときに遊んでたくらいなので間違いないっす!
まあ、結局数回やって終わったのだけど…。
だって普通にアドバンスのゲームやった方がおもろいもの…。

ゲームの説明が一切ない

カードのおまけゲームということもあり、説明書の類が一切ありません。

必要のないゲームデザインをしているというのは分かるのですが、やはり正解が分からないとちょっとモヤる…。
特にニョロボンのゲームな!
せっかくカード下部のベースコードがあるのだから、そちらに遊び方を収録してくれても…。

流行ってればみんなで正解を見つけられたかもですが、流行ってないので情報が無さすぎる!!
この大インターネット時代にも情報が全然無い!!!

まあ、概ねやれば分かるゲーム性なので、あったら嬉しかったな~くらいな感じですねえ。

遊び直すのが面倒

シンプルなゲームなので1つを延々と遊ぼうとすることは少なく、ちょっとした時に遊ぶのに適していると思うのですが、遊び直そうとするとカードの読み直しが必要なのがネック。

せめて読み込んだゲームはライブラリ化していつでも遊べるようにするとか…があるとだいぶ遊びやすいし、収集欲も満たされそうなんですけどね。
カードeリーダー+の方は最後に読み込んだゲームをひとつ保存できるんですが、ポケモン系はダメみたいなんですよね。
カードeではなくカードe+じゃないとなのかしら。(ポケモンカードeは旧型であるカードe)

まとめ

カードのおまけだけあって玉石混交…今の時代にはなかなか出てこないゲームが盛りだくさんでしたね…?

当時eコードに対応した「ポケモンカードe」シリーズはコスト上昇に伴って価格上昇…以前は10枚入り300円、今シリーズの第一弾は5枚入り200円と割高になってたみたいです。(その後は値下げしたらしい?)
そりゃあパック追加の度にミニゲームやコンテンツを数種類用意するわけですから、コストは上がりますわね。
加えてカードの裏面が通称「旧裏」から現行の絵柄に切り替わり、ポケモンカードシリーズとしてはかなり逆風だったとか。
道理で中古にもあまり流通してないわけよ…。

もしカードを手に入れる事があったら追記しておこうと思います。

それではまた!!

おまけ

+には無い機能「Read Info」

上位種である「カードeリーダー+」には存在しない機能として、カードの読み込み状況が見られる機能があります。

これは各パックのうち何枚を読み込んだかを見られる機能で、当時なら収集欲を掻き立てられそう…かもしれない…。

パック情報には空き枠があるのでシリーズが続いていたら…というものなのか、私が持っていないポケモンカードe以外のものなのか…。
でもどうぶつの森とか記録されてない気がするんで、そもそもポケモンカードe専用のものなのか…。
この辺は説明書にも書いてないっぽいんですよね。

以上、旧型であるカードeリーダーにも独自機能はある!のコーナーでした!!!

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