タイトル | ドラゴンクエスト |
ハード | ファミリーコンピュータ |
発売日 | 1986/5/27 |
ジャンル | ロールプレイング |
発売元 | エニックス |
開発元 | チュンソフト |
ネタバレレベル:一部終盤の展開あり(今更あまり重要ではないという判断)
ゲームについて
言わずと知れた家庭用ゲームRPGの金字塔、ドラゴンクエストです。
リメイクや移植も多く発売している本作ですが、今回はオリジナルのファミコン版です。
ぼくとドラクエ
まずわたしのドラクエ歴がどの程度なのかをはじめに書いてみましょう。
・初めてのドラクエは「ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー」(その後モンスターズは割と遊ぶ)
・初めての本編はDS版「Ⅳ」(クリアできてない)
・唯一クリアしたドラクエ本編は「Ⅸ」
…古参に鼻で笑われそうな経歴だあ。
わたしの世代である90年代中盤生まれあたりはドラクエ氷河期だと思っていて、周りで全然ドラクエとか流行ってないし、RPGは基本的にポケモンに支配されてるんですよねえ。
そもそも小中学生のうちに発売した本編って「Ⅷ」「Ⅸ」だけなので、PS2持ってないキッズ的にはDSでリメイクかⅨやるしかないねんな…。
と、いう感じのゆとりゲーマーなわけですがドラクエはちょっとずつ履修していきたいと思ってます(できるとは言っていない)
レトロなRPGに戸惑うゆとりの姿をお楽しみください。
遊んでみた
お前の名前は「わん」だ!
次の主人公は「つう」になるだろうなあ!
正直初代ドラクエをやるの自体は初めてなんですが、ゲーム記事を見てると容量の戦いだとか、開発時の逸話は割と見聞きしているので
「ええっ!名前はひらがなしか付けられないんですか!?」
「ふっかつのじゅもんってなんですか!!???」
「キャラクターがカニ歩きなんですけど!!!」
とかそういう新鮮な反応はお見せできないなあ。
さて、ドラクエの世界に放たれました。
ここはどこですかね?倉庫かな?牢獄かな?(※玉座の間)
初めに宝箱の開け方と扉の開け方を強制的に覚えさせるのはやさしいね。
ファミコンのRPGらしくAボタンでコマンドが開く形式なのね。
わたしは初代MOTHER大好きなので抵抗はないですね。
「はなす」は…方角指定なのかあ。新しいなあ。(※古い)
人の話はちゃんと聞こうね
今のRPGってシナリオの進め方が分かりやすくて、人の話なんか聞かなくても進められちゃうことってあると思うんですが。
初代ドラクエは正直話を聞かないとどこに行ったらいいか初めからさっぱりわからんですね。
例えば同じファミコンでも先ほど言ってたMOTHERだったら初めの主人公の家から行けるのって南くらいなので、絶対そっちに進むんですよ。
ただ今回のはじまりの街であるラダトームは、東西南北に道が繋がってていきなり交差点に立たされているような感じなので、まずは住人の話を聞かないとさっぱり進めないの(死を恐れて優柔不断)
なのでこういうゆるいヒントとかを参考にしたり…
こういう致命的なヒントを聞き逃すとひどい目に遭うんですね(1敗)
攻略情報に踊らされる
???「ローラ姫は助けずにクリアすることもできて、その場合はエンディングもちょっと変わるよ」
ぼく「はえ~じゃあどっちも見られるようにローラ姫を助けるのはラスボス直前にすっか~」
じいさん「ラダトームの城まで北に70、西に40の場所を調べようね」
ぼく「うわあさすが昔のRPGだなあ数えるの大変だあ」
ぼく「歩数数えて何とかみつけたぞ…!微妙にずれてたから沼地のマスを順番に調べたぞ…!」
ぼく「じゃあラスボス前まで来たしそろそろ助けようね」
宿屋「ゆうべは おたのしみでしたね」
ローラ姫「おうじょのあい、あげます」
うん?
おうじょのあい「使うと城までの歩数が分かります」
え?
知らん…何それ…
怖…
ふっかつのじゅもんの弊害
本作はまだソフトにセーブデータを保存できない時代のゲームなので、ふっかつのじゅもんと呼ばれるゲーム情報が埋め込まれたパスワードを保存&入力することで続きから再開できるんですよね。
そのためパスワードに埋め込む情報を増やすとそれだけ長くなって、入力ミスなどの悲しい事故が発生しやすくなったり、私のように1日30分のみゲームをする権利を与えられていた子供的には入力時間が増えるのは死活問題なわけです。
なので基本的にこのゲームは宝箱の入手フラグが保存されず、マップに入り直すと宝箱が復活して中身が再度入手できるようになっているのですが、そのせいで全体的に中身のラインナップがしょぼい…!
探索する気が起きない…!
しょうがないけど…!
まとめ
なにぶんヒントを聞き漏らすと詰んでしまうゲームなのでかなり右往左往しながら進めましたが、なんとかクリアまでできました。
りゅうおう戦はレベルちょっと足りてなかったのでベギラマ(1/16)が当たるお祈りゲーをしてたんですけどね。
タイマン勝負だし使える呪文も少ないためやれることも少なく、レベルを上げて炎に耐えながら通常攻撃をするしかないという。
もともとゲームを楽しむというよりは歴史的価値を楽しむ的な感じを考えていましたが、魅力的なキャラクターだったり、いわゆる「堀井節」なテキストのユーモアさもありヒントを得るために会話をするのが面白いとか。
RPGの大事なところはちゃんと抑えてるんだなあとか思いながら普通に楽しめましたねえ。
モンスターも知ってるキャラクターは多いので、人気スターの下積み時代を見てはしゃぐような…そう、例えるならばビートたけしの漫才を見ているような感覚を味わってました。
ただ当時ふっかつのじゅもんでちょっとずつ遊ぶと考えると…毎回ラダトームに戻されるのは…ちょっときついな…!
偉大な先人たちに敬礼…!
ではまた!!
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