【PCE】プロテニス ワールドコート【レトロゲーム探訪記】

ゲーム感想ゲーム日誌積みゲー崩し
タイトルプロテニス ワールドコート
ハードPCエンジン
発売日1988/8/11
ジャンルスポーツ
発売元ナムコ
開発元ナムコ

ゲームについて

今回はナムコ開発のテニスゲーム、プロテニス ワールドコート!
系列的にはファミスタなどファミコンの時代によく見た「ファミリー○○」の系譜で「ファミリーテニス」のバージョンアップ版…らしい…(Wikipedia)

アーケードにも移植され、近年はアケアカシリーズとしてSwitchなどでも配信されている模様。
ただ、PCエンジン版にはアーケード版には存在しない特殊なモードがあるのだ…!

遊んでみた

ゲームモードはテニスをするだけのモードがシングルとダブルス、そしてPCエンジンだけに存在するクエストモード!

普通にテニスで遊ぶ

ファミスタらしいというかナムコらしいというか、用意されたキャラクターから選んでプレイする感じ。
所々に見たことのあるような名前が…。
特にゲーム画面上には表示されてませんが、説明書にはキャラクターごとの性能表が記載されていております。
基本的に男子の方が性能は強く、女子はデカラケを使っているためボールを拾いやすいのかしら?

この時期のテニスゲームって任天堂のテニスくらいしか知らないのですが、キャラクターが大きくて見やすく、スクロールもスムーズなのでとても遊びやすいです。
後年のマリオテニスやらと比べても遜色なく、方向キーでのコース打ち分けも同じ感じでできるのが好印象。

インゲーム中はUIが一切表示されず、得点後やポーズ画面でのみスコアが見られるスタイル。
画面が広く見えるのですき。
UIを最小限にするのは結構イマドキな感じですね。

BGMが無いのがちょっと寂しい感じ。

クエストモード

そして本作の目玉モード、クエストモード!
モードを選ぶと…。

なまえをいれてね。

どちらがおすき?
ここでプレイヤーの性別ではなく好みを聞いてくるあたり分かっとるな。
安定しないことでお馴染みの女子向けの名前を付けてゲームスタート。

どこかのゲームで見たような流れ。

どこかで見たようなセコさ。

ふっかつのじゅも…じょげんに名前がそのまま含まれているのが潔くてよろしい。
つまり名前はいつでも変えられる…と。

そしてどこかで見たようなフィールドへ放り出される。
テニス王国「オハナハン」を舞台にテニス魔王を倒すための旅に出る…のだ。

エンカウントするとテニス勝負を挑まれ、1ゲームで勝敗が決まる。
勝つと賞金が貰え、負けてもお城に戻されたうえで特にデメリットは無し、むしろ少しばかりの小銭がいただけるなど、非常にライトな作り。
ライトさを象徴するかのように一度訪れた街にはノーコストでいつでもファストトラベルができる!
あっちはこの時代消費MP結構重かったのに!

エンカウントの相手は先ほどのテニスゲームで選択できた人たちがちょっと手を変え品を変え登場してくるので、劇中劇みたいな感じで考えるとちょっと微笑ましいかも。

街の名前から何から全てがいろいろな方面のパロディでできたゲームだあ。
ちなみに発売時期的に某RPGは3が出た後くらいですね。

当面の目標は魔王を倒すため、魔王を弱体化させるための「ひかりのボール」を作るために各地のテニスコートに住み着いている手下から「たまのかけら」を6つ集める事。
別に弱体化させなくても挑めるので、初めから魔王だけを目指すこともできるはず。
オイオイ、最近のオープンワールドゲーかな?
ただし魔王は弱体化させないと光の速さでサーブを打ち込んでくるのでそのままではかなり無理ゲーなのですが。

しかし事ある毎にアンスコがチラッチラするのがおおらかな時代を感じる。
ありがたやありがたや。

初めは主人公の能力が貧弱なので、エンカウントでお金を稼いでショップで道具を購入。
ラケットはショットの強さ、靴は移動速度、服はエンカウントからの逃走率…もといテニス勝負を断れる確率が高くなるそうな。
経験値やレベルの概念はないので、装備だけが強さの指標という事になりますね。
…あれ?この主人公、道具に使われているだけなのでは…?

ボスを倒してもたまのかけらが貰えるだけで賞金は貰えないので、基本的に金策はエンカウント。
最強の服を身に着けると確実に断れるみたいなので、ラケットと靴だけを強化していき服は初期状態のまま最強のものが買える状態になったら更新、が最適解なのでは?というのがやってみての感想。

一般的なRPGと同じく初めの街から遠くに行くほど相手が強くなりますが、めちゃくちゃ強いわけではないし先述の通り負けてもデメリットはあまりないのでガンガン進んでいける感じ。
むしろどんなに弱い相手でも1ゲーム先取されれば負けなので、これで負けた時のデメリットがデカかったら辛かったろうなあ。

各地のボスは1セット(6ゲーム)先取でちょっと長め。
エンカウントバトルは1ゲームのためコートチェンジが無く、常にプレイヤーが手前のコートにいるのですが、ボス戦の場合はプレイヤーが奥のコートにも切り替わるため、奥の時の遠近感の不慣れさが一番の敵。
エンカウントの方も手前と奥ランダムにしてくれれば…。

そして魔王へ。
最初から最後まで軽いノリぃ。
魔王戦は3セットマッチな上にラリーがそれなりに続くのでかなり長丁場…。
記念に50分近くに及ぶラスボス戦をどうぞ…睡眠導入剤にでも…。

BGMが無いからラスボス戦でもイマイチ盛り上がらなくて…。
ただ自分のプレイングスキル的には非常にいいゲームバランスで、全力で戦って何とか勝てた…といった感じで非常に充実感に満ちております。

まとめ

テニス自体が非常にいい出来で、ビジュアル良し、操作性良し。
特に近年のテニスゲームに近い操作感を懐かしのドットで楽しめるという意味では特有の魅力があるのでは?

クエストモードは全体的にバカゲー方面に振り切っていて、仕様的に粗があるところもゲーム自身の適当感で許される感じがすごい。
総合的に考えると単体のゲームとして出されたらちょっと物足りない…でもテニスゲームにRPGがついてくると考えるとめちゃくちゃ面白いという絶妙なバランス。
ボリューム的にも普通に遊んで1~2日、合計数時間くらいでクリアできるので遊びやすい…。
最近の移植にクエストモードが無いのがもったいないなあと思うくらいには楽しめました。

それではまた次のゲームで!

(なんで最後は水上なんだろう…)

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